HDDの寿命

朝目覚めたら、ミニノート(VAIO VCG-T72B/L)が再起動しており、かつ画面にはエラーメッセージが。


次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windowsを起動できませんでした:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM
XPのディスクを入れると直せるよん♪ともあったのですが、あいにくとマシンにはディスクは付属していない。色々と考えたのだが、結局またも工場出荷状態に戻すことに。
またコピーやらなんだで面倒だなぁ、と思いながら、ディスクの中身をAcronis True Image LEで吸い出してデータを確保。リカバリーディスクで工場出荷状態に戻す。
起動するとまた別のエラーメッセージ。

S.M.A.R.T Failure Predicted on Hard Disk
WARNING: Immediately back-up your data and replace your hard disk drive.
orz…死亡予告ですか。F1キーを押すと起動するというので、起動してHDD HealthでHDDの具合を調べると、健康値5%。こりゃもうダメ。
問題は、このマシンに搭載されている1.8インチHDD(HTC426060G9AT00)はもう生産されておらず、HDDの換装ではどうやら東芝製の同サイズHDDにアダプターを噛ましたりする以外には手がないらしいこと。サムスンでも1.8インチHDDを作っているらしいが、あちこち検索した限りではほとんど実績も情報もない。ハングルで検索したらあるのかもしれないが、基幹部品を輸入して組み立てているだけのHDDなのに、今まで使ったHDDの中で最も寿命が短かったのがサムスン製なので除外。iPodに使われているらしいが…。
これはもう、SSDに手を出すしかないな、と結論。プチフリが気がかりだが、HDDに換装することを考えると発熱とか心配だし。ミニノートは内部に余裕がないので、下手に別のHDDに換装すると手が付けられない。いえ、別にどれくらい早くなるのか楽しみとかそういった理由でSSDを選んだわけではありませんよ。
考えてみたらかなり長いこと使っているし、ほとんど24時間動作しているわけだし持ち歩くし、HDDの寿命ってのも仕方がない。
それにしてもノートパソコン、特にミニノートのHDDはあまりにもメーカーで特殊化しすぎていて、換装するにしてもいつも適合するHDDを探すのに苦労させられる。
昔、初期のLibrettoのHDD換装方法で、厚みがあるHDDを入れるために裏蓋を切ってしまう「裏切り」という手法があったなぁ…などと振り返らずとも、その後のLibrettoVAIO共にHDDの換装では常に苦労がつきまとった。
その後2.5インチならそれほど困らない状況にはなったが、ミニノート全盛時代には軽量化や小型化の波を受けてまた混迷の時代に…。
さてさて、SSDへの換装は成功するのか?プチフリやいかに?そして一番気になる速度の向上は?