ミサイル誤報、野党が批判 「お粗末」「失態」

http://www.asahi.com/politics/update/0404/TKY200904040165.html

 日本政府が4日、北朝鮮のミサイルが発射されたと誤って伝え、自治体などに混乱を引き起こしたことについて、野党からは批判が相次いだ。民主党鳩山由紀夫幹事長は奈良県橿原市での街頭演説で「大失態だ。国民に大変な不安を与えた」。共産党の志位委員長も長野市での講演で「お粗末で責任のない危機対応だ」と語った。

えーと、民主党菅直人とかがMD計画に懐疑的で、共産党はそもそも反対、社民党は…SM3やPAC3ミサイルが北朝鮮を攻撃するとかお花畑な発言で国会を失笑させた。
お粗末であることは間違いないし、失態であることもまた間違いないが、じゃあ野党が政権を取っていた場合はどうだったかを考えてみた。
MD計画は推進されないか、計画規模が縮小されて自国のシステムでのミサイル感知すらできない状態だったのではないだろうか。そんな状態になるだろう主張をしてきたのに、いざ自国の感知システムが誤動作したら批判するというのはどうだろうか。
たとえば共産党自衛隊法を改正してミサイル迎撃の迅速化(現場判断での迎撃を可能にする)にも反対していた。共産党が政権を取っていたら、ミサイルの迎撃は情報が米軍から届く→政府が迎撃の判断をする→自衛隊に通達という絶対に間に合わない体制のままだったことになる。
当然自前での情報探査もできず、それどころかMD計画そのものがなかったかもしれないわけで、国民を守るための行動は一切なされない可能性が高い。
国民はともかく、こんな野党に誤報を批判する資格などない