平松邦夫氏惨敗のちょっとした分析

と言うか、覚書?
平松氏の応援に回った人たちと組織。

順番はほぼ検索で出てきた並び。抜けもありますが、まあこれ位でも話を進めるには十分かと。
応援がプラスに働いてる人ももちろんいるけど、このメンツで来られたらたいていの人は落選すると思う。
もはや大阪都構想とか教育関係の話とか独裁がどうだとか、全部横に置いて、応援に来た人・応援に回った組織を見ただけで負け決定でしょう。

特に、平松氏のネガティブキャンペーンに一役買ったのが文春と新潮でしょう。あんな記事を書く雑誌が応援する候補。投票したくなりますか?
そもそも文春や新潮の記事って、訴えられたら敗訴確定なんじゃないかと。単なる名誉毀損とかじゃなく、日本国憲法も14条あたり抵触しそうだし。
暴力団とか出身地とか家庭環境とかに瑕疵(と言えるものではないが)があったとして、そういった人達をことさらに優遇してきたのが大阪の問題。
年間に覚醒剤とか窃盗で10人も逮捕される市職員。
家庭環境が悪いとかで生活保護受給。
出身地で採用枠がある市職員。
両誌のバッシングは、全部大阪市側に跳ね返ってくるわけです。一方、橋下氏はこれらの問題をなくす、と言っているので、これらの話題を取り上げれば取り上げるほど、橋下氏の主張と大阪の問題とが浮き彫りになる。
「家庭環境?悪かったよ?でも俺は弁護士にもなったし。生活保護に依存してないし採用枠に頼ってもない」
「家庭環境が悪い、出身地が悪い、これは問題だ。でもそんな人達を市職員として雇います」
こんな構図になっちゃうわけですね。これが平松氏に対するネガティブキャンペーン以外の何と言えばいいのかと。平松氏は両誌を訴えてもいいくらいじゃないかな。選挙妨害で。

得票数だけ見れば十分な評価を受けたことになる平松氏が負けた原因のいくつかは、相手陣営に対する攻撃の方法とか、攻撃場所を短絡的に決めてしまった迂闊さとかそんなことより、応援に来た人や組織に「イラネ」「クルナ」「カエレ」「ヤメロ」って言えなかったことじゃないでしょうか。