今日も朝日新聞

北朝鮮へ無許可輸出か 東京の会社、外為法違反容疑
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200902260117.html
武器転用可能な装置、迂回輸出図る?…北系商社を捜索
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090226-OYT1T00605.htm

朝日新聞の記事からは、北朝鮮系の貿易商社「東興貿易」という部分がきれいになくなってます。こんなことをすることで、朝日には何かメリットがあるのでしょうかね。凡人にはあずかり知らぬところで多額の金が動いていたりするのだろうかと邪推したりもしたくなります。
どこの国の新聞だ、などという批判は既に日常のことなので最早どうでも良いです。何故ここまでするのか、という根本的な部分に視点というか興味というかそういったものを集中させる必要があるのではないかと思います。
中国との間の関係については分かり切っているので切り捨てるとして、北朝鮮との間には何があるのでしょうか。
人権についての「死んだ人間にはもはや人権はないから、殺した人間の人権を最大に考慮すべき」とか「一発だけなら誤射かも知れない」とかいった主張から透けて見えるのは、韓国の歴史学者が自国の学生の革命至上主義を矯正できなかったことを悔いたことと重なって見えます。
こういった歴史学者の方は、韓国を敵国と見なしている私のような人間の目から見ても「国士」と呼ぶべき方であると思います。定年になって発言したのでは意味が無いとも思いますが。
韓国でも日教組のような左巻きの教育組合が力を持っていて(日本の比ではないほど浸透)、敵国であり自国民を大量に虐殺・拉致した北朝鮮を礼賛しているという狂った状況にあり、それを現在の政権が修正しようとしている状態にあります。
そもそも韓国の場合はまだ戦時下であるので思想の自由が認められていないわけですが(なにしろ冷戦の産物ですので)、二代続いた左巻き政権下で左巻きが力を付けた上、盧武鉉という左巻きの上に法律を守る必要はないと主張した弁護士出身の大統領が存在したことで教育のみならず経済から司法から異常な状態に陥ったわけです。

大統領制の韓国と日本とでは簡単に比較はできませんが、左巻きが政権につくのはとにかく危険である、と考えるわけです。民主党内に社民系列が存在することを考えると恐ろしい限りです。
朝日が民主党を応援するのはこのような部分もあるのでしょう。

新左翼の狂った連中は、共産党が「暴力的」革命を放棄した結果独自に行動した連中(その結果が「浅間山荘」や「ダッカ事件」や「よど号」やら)であって、暴力的革命路線から決別していない。それを端的に表したのが市民の党の日の丸引き下ろしテロである。言論機関としてそれを引き継いでいるのが左巻きのマスメディアであると考えると、実に暗澹たる気持ちになる。
父は30年以上もまえに「朝日は左巻きだから取りたくない」と言っていた。当時はそれほどとは思っていなかったが、今となると30年近くも経って父のような人間が大多数になっていない現実が重くのしかかってくる。
父は右翼的発言も国粋主義的発言も一切しない人で、論理や国益という観点から物を言う人である。違う言い方をすれば思想的妄執といったものを理解できないとも言える。父にすれば民主党か主権を他国に委譲すると一度なりとも宣言したことは「理解できないしその宣言自体の存在も受け入れられない(信じられない)」のだそうだ。
日教組についてはしばらく前、私が成人して独立してしばらくして話をしたらほとんど意見が一致した。うーむ、親子だからと言うか、日本を愛する人間だから意見が一致したと言うか。
仕事の関係上韓国と関係することもなく過ごした父に、左巻きの大統領が存在した結果の韓国の現状を時折説いているが、父にとっては信じがたいことのようだ。父はネットで韓国ウォッチしてないからなぁ。
韓国の話をすることで、自国を崩壊させるために動く人間や政党やらがいる、という現実は次第に受け入れているようだ。そもそも朝日はダメだ、と言った本人が日本にもそのような思想を持った集団がいて公然と活動していることを認められなかった、というのも複雑な心境である。
父から受け継いだものは国粋主義でも右翼的思想でもない。自ら考え、情報を収集し、判断するというまっとうなものだ。これ程ありがたい資産はないと思っている。